アイスブレイクで何をときほぐすか。
・ファシリテーター自身の気持ち
・参加者の気持ち
・ファシリテーターと参加者の関係性
・参加者同士の関係性
だそうです。
ワークショップの目的や内容によって、上記の比率が変わっていくのだと思います。
ポイントは”ファシリテーター自身の気持ち”も含まれているところ。
人前に出て何かをするわけですから、緊張はあると思います。
ただし、矢印の向きが自分になりすぎないよう(自分のためのアイスブレイクにならないよう)自分を客観視できるくらいの気持ちの余裕は持ちたいところです。
また、アイスブレイクの要素は
・まずは口を開けること(話すこと)
・お互いの簡単な自己紹介/名前を知る
・場に馴染むこと、WSという場を知る
・学びの雰囲気、規範づくり(必要な緊張感を残す)
・笑いやユーモア
・プログラムへの期待感を高めたり、プログラムの核心につなげる
・”いまここ”で起きたことを扱う
などが考えられます。
WSはいかに参加者主体の場をつくっていくかが肝なので、ファシリテーターはfoldするポイントを押さえながら、上記のことを参加者と一緒につくっていくことを心掛けます。
プログラムの入り口となるアイスブレイクは、その後の本プログラムに参加者が心配なく安心できるよう進めていきます。
せっかくよいプログラムであっても、最初のアイスブレイクでつまずくと、その後に挽回の時間が必要になり、本プログラムにも影響してきてしまいます。
たかがアイスブレイク、されどアイスブレイク。
場合によっては数分〜数十分の時間ですが、WSの正否に大きな影響を及ぼす活動だと思っています。