盛り上げるには?

活動(アクティビティなど)を提供する際に、参加者のモチベーションをどう引き出すか。

 

指導者は、勝ち負けや他者との無用な競争を煽ることでや、意味を感じにくい時間設定などの何かしらの制限でモチベーションをついついコントロールしがちな気がしています。

 

それは、WSのような場だけでなく学校においても。

体育の時間にゲーム性の高い活動(バスケや野球、サッカーなど)をした後に、思考が勝った負けたにしかならない子供たちがいます。

 

でもこれは指導者側の問題。

 

スポーツの場合は性質上勝った負けたは当然出てきますが、それだけではない部分にいかに目を向けられるよう働きかけるか。

 

競争<共走の考えを入れると、勝った負けたの対象が「相手」から「自分」たちに変わってきます。

例えば対戦するのは過去の自分たち。前回の自分たちをどう越えていくか、そのためにできることとは?

そこでは乗り越えられなかった壁を越えようと、結束して課題に取り組む姿が見られることでしょう。

 

また、競争相手を架空のライバルとして設定するのも手です。

「これから第1054576回ワープスピード大会をします!これまでの最高タイムは◯◯県立ホニャララ小学校です!」のように。

 

競争をできるだけ使わずに(または上手く使って)モチベーションを引き出す。

ファシリテーターとして心掛けたい視点です。