2023-01-01から1年間の記事一覧

自分が体験していないものを提供する時の視点

本を読んで、自身が体験していないアクティビティを使う場合に気をつけたいこと、あれこれ。 ①アクティビティそのものが目的になり、参加者のニーズや課題が蔑ろにされないようにする。 例:仲間づくり活動を行おうとしたが、そこに参加者のニーズはなく、む…

アクティビティの材料はそこかしこに

〜なんじゃもんじゃ編〜 本や自らが体験した既存のアクティビティをそのまま提供するスタイルももちろんありですが、アクティビティを自分なりにデザインする視点があると、様々応用できます。 ただ、どんな時でもまずは目的が大事です。そのうえで、遊びが…

みんなという幻想

アクティビティを考える際には、みんなが同じように楽しむ、楽しんでいるはあり得ない、という前提に立つことが大事です。 その場で何を楽しいと感じるは人それぞれ。 ファシリテーターはその比率をあげることは出来ますが、当然100%はないので、逆に楽しめ…

体験から失敗オッケーを学ぶ

アクティビティを提供する際にまず考えたいのは、あえて失敗を誘発するようなものを行うということ。 ワークショップの初めの方に漂う参加者の不安感を、アクティビティを通しておこるエラー、それを笑いで包み込むイメージです。 なので、アクティビティの…

バウンダリーをつくる

グループ活動中に、参加者の身体的安全を作り出すことはファシリテーターの必須スキルです。 ファシリテーターは、アクティビティを行う上で、身体面・感情面の両面にバウンダリー(範囲)を意識して行います。 特に身体面のバウンダリー(例:鬼ごっこ系)は、効…

内発的動機付けとアイスブレイク

〜intrinsic motivationがないとアイスブレイクは起きない〜 ワークショップの参加者は時間もお金もかけて学ぼうという意志のある方々がほとんどです。 そうしたワークショップで学んだことを実際の現場でやってみると..。 あれ?こんなはずじゃ!となること…

公園での遊びで思うこと。

続、公園での話。 公園で遊んでいると、子ども同士気になった相手がいると、少しの牽制(数秒の時もあります笑)を経て、一緒に遊んだりする光景が見られます。 ただし、近くに親がいるとあまりない涙 これはコロナ前から感じていることです。 親が、知らない…

「危ないよ」という言葉掛け

子どもと色々な公園にいきます。 遊んでいると、職業柄?親と子どもの関わりが気になってしまいます。 特によく聞くキーワードが「危ないよ」。 子どもは進んで危ない(と大人が思ってしまうような)遊びをしちゃうもんですが、「危ないよ」と言って、親が先回…

楽しさって?

ついこの間、学校で「なかよし広場」がありました。 上級生がその時間に何をやるかを考え、下級生と遊ぶ児童会の活動です。 選ばれた活動は、爆弾ゲーム。 基本ルールは以下の通り。 ①円座で座る ②音楽に合わせてボールを回す ③音楽が止まった時にボールを持…